休暇に投球フォーム改良も ダルビッシュ気合空回り10敗目
復帰初白星は手にできなかった。
腰の張りで故障者リスト(DL)入りしていたドジャース・ダルビッシュ有(31)が27日(日本時間28日)のブルワーズ戦に登板。5回を1本塁打含む6安打3失点で10敗目(8勝)を喫した。
ダルは一回に、味方の拙守で1点を失うと、三回には2番ペレスにソロ本塁打、5番サンタナには適時打を許して2点を追加された。五回を投げ終えたところで95球に達したため、交代を告げられた。
今季、レンジャーズ時代からローテーションを守ってきた疲労を考慮され、夏休みを与えられたダル。離脱している間はハニーカット投手コーチとともに投球フォームの改良にも取り組んだ。
万全の状態でマウンドに上がり、序盤から飛ばして直球の最速は158キロをマークするなど、160キロ近い速球を連発。二回には下位打線から3連続三振を奪うなど、久しぶりのマウンドで気合の入った投球を披露したが、結果に結び付かなかった。