巨人は謝罪で落着も 沢村の施術ミスはメジャーなら即訴訟
そうでなくても、向こうは訴訟社会。トレーナーによる治療行為が厳格に制限され、主力選手に求められて鎮痛剤の注射を打ったトレーナーが解雇されたり、肉離れした選手が続いただけでクビを切られるトレーニングコーチもいる。訴訟対策もあって、厳しい処分が下される。
はり治療による神経麻痺という今回の沢村のケースは、投手生命に影響しかねないものだ。沢村側も一時、訴訟を検討したという話もチーム内では出ていた。幸い、沢村の状態は「かなり良くなっている。今後もケアしたい」(鹿取GM)というが、それにしても次から次にトラブルが起こる球団である。