阪神・藤浪は心配? かつて“女房”だった西武・森に聞いた
かつての女房役はどう見ているのか。
阪神の藤浪晋太郎(23)が死球癖に苦しんでいる。歯車が狂ったきっかけは、4月のヤクルト戦で畠山にぶつけた頭部付近の危険球。それからというもの、投げるたびに死球を与え、今季は59イニングで8個という脅威のペースだ。
12日の巨人戦では四回途中まで1失点に抑えるも、坂本勇への死球で動揺したのか、一挙3失点でKO。試合後は香田投手コーチに「同じことの繰り返し」と吐き捨てられ、今季4回目の二軍落ちを経験した。
大阪桐蔭時代は春夏連続で甲子園を制し、高卒1年目の13年から3年連続2ケタ勝利。その面影は、すでにない。そんな「元エース」をどう見ているのか、大阪桐蔭時代にバッテリーを組んでいた1学年下の西武・森友哉(22)に聞いた。
――現在の藤浪投手について、どう思いますか。
「んー……(少し考えてから)でも、立ち直ると思いますよ。だから、僕はそんなに心配はしてないですね」
――死球を与えてから崩れるケースが多い。