DeNAが虎猛追でセ2位視野 ラミ監督去就の“雑音”封印奏功

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阪神の方がマスコミの数は多いとはいえ、DeNAは過去10年で9度のBクラス、6度の最下位という散々な成績で、シーズン中にストーブリーグに突入することが何度もあった。選手、首脳陣もこうした状況に慣れてしまっている部分がある。最近では15年に、前半戦を首位で折り返して7月の時点で中畑監督に続投要請するも、後半戦で急失速して最下位に転落。中畑監督が辞任に追い込まれた。南場オーナーは今、去就問題に関する雑音を封じることで現場の緊張感を維持させたい狙いもあるのでしょう」(前出のOB)

 DeNAは南場発言以降5勝2敗。阪神は10日の掛布退任発表から3勝5敗2分け。残り試合はそれぞれ7。数字上、DeNAの2位浮上は厳しいかもしれないが、野球に集中できている分、CSの結果はどう転ぶか分からない。

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