DeNAが虎猛追でセ2位視野 ラミ監督去就の“雑音”封印奏功
ひょっとしたら、と考えたくもなる。
CS争いをする3位DeNAは昨25日、2位阪神に連勝し、3.5ゲーム差に詰め寄った。
シーズン最終盤にきて勢いが増している。この日の勝利で4連勝。2年連続Aクラス入りに一歩前進した。対する阪神はここにきて、2試合連続完封負けと元気がない。
「阪神は掛布二軍監督、今岡二軍コーチの退団が判明するなど、チームに秋風が吹き始めている。毎年9月になると失速する傾向があるのは、人事などグラウンド外が騒がしくなるのと無縁ではない。こうなると選手も首脳陣も、『次はダレが監督をやるの? コーチをやるの?』と野球どころではなくなってくるのです」(球界OB)
■狙いは現場の緊張感維持
一方のDeNAも今季で2年契約が満了するラミレス監督の去就問題を抱えている。しかし、南場オーナーは去る13日、続投か否かについて「順位が確定したタイミングで伝える。(判断基準は)順位だけではない」と話して、結論を急ぐ報道陣にクギを刺した。