DeNAが虎猛追でセ2位視野 ラミ監督去就の“雑音”封印奏功

公開日: 更新日:

 ひょっとしたら、と考えたくもなる。

 CS争いをする3位DeNAは昨25日、2位阪神に連勝し、3.5ゲーム差に詰め寄った。

 シーズン最終盤にきて勢いが増している。この日の勝利で4連勝。2年連続Aクラス入りに一歩前進した。対する阪神はここにきて、2試合連続完封負けと元気がない。

「阪神は掛布二軍監督、今岡二軍コーチの退団が判明するなど、チームに秋風が吹き始めている。毎年9月になると失速する傾向があるのは、人事などグラウンド外が騒がしくなるのと無縁ではない。こうなると選手も首脳陣も、『次はダレが監督をやるの? コーチをやるの?』と野球どころではなくなってくるのです」(球界OB)

■狙いは現場の緊張感維持

 一方のDeNAも今季で2年契約が満了するラミレス監督の去就問題を抱えている。しかし、南場オーナーは去る13日、続投か否かについて「順位が確定したタイミングで伝える。(判断基準は)順位だけではない」と話して、結論を急ぐ報道陣にクギを刺した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇