右手首腱断裂で今季全休 錦織がベルギーで“始動”していた

公開日: 更新日:

 右手首の故障でツアーを欠場中の錦織圭(27=世界ランク15位)が「始動」していたことが分かった。

 米スポーツサイト「ベースライン」によれば、場所はベルギー。同サイトには、錦織がキム・クライシュテルス(ベルギー出身で全豪、全米などを制した元女子テニス選手)のアカデミーで、10歳以下の子供が使用する軟らかいテニスボールを軽くだが、打ち返す動画がアップされている。

 右手首腱の部分断裂は手術せず、保存療法で回復。ラケットを手に実際に動き出したとなると、ツアーへの復帰はいつか。

 すでに来年2月中旬に行われるニューヨーク・オープン(米ニューヨーク)、2月下旬にはメキシコ・オープン(アカプルコ)への出場が内定しているが、1月下旬の全豪オープンや2月上旬のデビス杯(盛岡)はどうするのか。

「復帰初戦はニューヨーク・オープンになりそうです」と放送関係者がこう言った。

「錦織本人は全豪はもちろん、デ杯も出たいでしょうが、デ杯の相手のイタリアは強豪。出れば、かなりの負担を強いられることになる。おそらく故障明けの体には荷が重いという判断が働くと思いますね。無理をして患部をさらに悪化させようものなら、来季も棒に振ることになりかねませんから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…