マイコラス流出で方針転換 巨人は先発補強が最重要課題に
「現在、鹿取GMが渡米しているのは先発助っ人を物色しているともっぱらです。マイコラスがフル回転しても今季は4位。もし補強できなければ、再びBクラスに沈みかねないと、球団の焦燥感は相当なものみたいです」(前出の関係者)
マシソン、カミネロ、マギーの残留は決定済み。ここに主砲候補のゲレーロが加入し、さらに先発投手が加わると、一軍の外国人枠「4」を超えることになる。そもそも巨人は外国人選手をダブつかせた状態でシーズンに入るのが通例。今季もクルーズ、ギャレットを「保険」として二軍で待機させ、シーズン途中にクルーズをトレードで楽天へ放出。ギャレットは一度も一軍に昇格しないままクビになった。マイコラス級の先発助っ人の獲得は重要課題かもしれないが、あふれ返る外国人が若手のチャンスを奪うことを球団はどう考えているのだろうか。