堂々メジャー宣言 エース菅野の“意思表示”に巨人どうする

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 巨人のエースがメジャー宣言だ。菅野智之(28)が12日、都内で行われた報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席。今季は17勝5敗、防御率1.59で沢村賞を受賞し、「個人的には最高のシーズンだった」とフル回転した1年を振り返った。

 大谷のエンゼルス入りが決まったばかりだが、「良かった。日本人メジャーリーガーの試合は早く起きて見ている。楽しみが増えた」とエールを送り、「自身はどうか?」と報道陣に質問された。巨人ではこれまでポスティングシステムの利用が認められたことはない。海外FA権の取得は早くて2021年になるが、菅野はキッパリとこう答えたのだ。

「(自分は)彼ほどの力はない。あと3、4年。しっかり絶対的な力をつけて文句なしに行けるようにしたい」

 プロ入り前から大リーグ志向があるとはいわれていた。それでも巨人入団後は明言を避けていた。それがハッキリとメジャーへの思いを口にしたのだから、報道陣はザワついた。

■巨人は“白旗”か?

 菅野は20年の東京五輪について、「生きているうちに一度あるかないかの話。絶対に出たい。そこまで最前線でいるのが目標。(代表監督の)稲葉さんからお話を頂いて、そういう気持ちになった。期待を裏切らないように頑張りたい」とも言った。

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