金満カブスも名乗り 5球団が繰り広げるダル争奪戦の行方
■注目選手の交渉決裂でダルに集中
17日付のCBSスポーツ(電子版)によれば、そのうちの2人、2015年のサイ・ヤング賞のアリエッタ(前カブス=今季14勝10敗)、右肘手術から完全復活したコブ(前レイズ=同12勝10敗)の両右腕は複数の球団との交渉が決裂。記事によると「代理人が法外な金額を突き付けたため、交渉を打ち切る球団が続出した」ためだという。そこで、にわかにダルへの興味が増しているのだ。
来年オフには、ドジャース・カーショー、ジャイアンツ・バムガーナーの両左腕らがFAになり、市場は豊作が予想される。来年の大型契約を見据え、今オフは買い控える球団が少なくないといわれる。
ダルは今夏の球宴会見で「テキサス(レンジャーズ)は好きだが、契約は別の話。ビジネスなので」と大型契約にこだわるとした。
MLB公式サイトは、ダルの契約を6年1億4000万ドル(約158億円)と予想しているが、ゴネ過ぎると、他の投手のように交渉を打ち切られかねない。