新天地は独2部チーム 原口元気の“チョイス”に疑問の声
ドイツ・ブンデスリーガ1部ヘルタ・ベルリンで冷や飯を食わされている日本代表FW原口元気(26)の同2部デュッセルドルフ移籍が23日、発表された。
14年5月にドイツに渡った原口は昨夏、ヘルタからの契約延長のオファーを断っている。「憧れの英プレミアリーグ移籍の話が進んでいた」(サッカー関係者)からだ。
しかし、英プレミア行きは頓挫。原口不在を前提にチームづくりを進めていたダルダイ監督の不興を買い、ほとんど飼い殺し状態。実際、今季の原口は公式戦27試合中11試合(先発3試合)出場にとどまり、冬季中断期が明けてスタートした後半戦2試合はベンチ外となり、ここ10試合のプレー時間は、わずか「計19分」に過ぎない。
「原口は冬季中断期に監督から『もうトップチームには来なくていい。23歳以下のチームで練習しなさい』と命じられている」(前出の関係者)
完全にヘルタに居場所がなくなった原口の元には古巣の浦和から打診があり、同1部の古豪ブレーメンが「大きな関心を持っている」と現地有力紙「ビルト」が報じたこともあった。そんな中で最終的に原口が選んだのは、元日本代表FWの宇佐美貴史(25)がプレーしている同2部のデュッセルドルフだった。