打撃回避の清宮 日ハム首脳陣が計る“二軍落ち”タイミング

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■栗山監督「思っていたよりも全然大丈夫」

 栗山監督はこの日(日本時間8日)の全体練習後に、最終クールでの打撃練習再開の可能性を示唆した上で、「覚えることは山ほどあるけど、こっちが思っていたよりも全然大丈夫」と発言。今後の沖縄キャンプでの育成方針については、「限られた時間の中で、覚えることは継続してやっていく。自分の中で(方向性の)イメージはあるが、それに合わせる必要はない」と話した。

 前出のOBが言う。

「一軍の名護はメイングラウンドを改修中。試合も多くなるが、一軍で栗山監督の手元に置く可能性もある。名護には陸上トラックや大きな室内練習場がある。守備走塁練習も支障はないし、打撃に関しても清宮が率先して取り入れているロングティーをできるだけの広さは十分ですからね。遠征先に連れて行けば一定の練習時間は確保できる」

 要するに清宮はしばらくこのまま、一軍に帯同する可能性が高いということか。

 どんなに能力のある選手だろうと、そのほとんどはプロの壁にぶち当たる。それがいつになるかはともかく、清宮に関しては実戦を経験するまで二軍落ちは免れそうな気配だ。

 この日も守備走塁練習に励んだ清宮は、「守備はだんだん変わってきている感じはある。スローイングはいい球がいくようになっていると思う」と手ごたえを口にした。

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