メダル2個で報奨金1400万円 スケート小平の気になる収入
「いやー、テレビの前で久しぶりに大声を上げましたよ。感動した。オランダに単身留学して苦労もしていたからね。ワールドカップ(W杯)で15連勝なら金は間違いないと思っていたが、やってくれた。世界一は立派。あっぱれですよ」
一夜明けても興奮気味にこう話すのはスポーツファンの澤井廣量氏(寺田病院名誉院長)だ。
19日の各スポーツ紙は、前夜のスピードスケート女子500メートルで金メダルを取った小平奈緒(31)が1面を飾り、テレビのワイドショーも小平一色。日本の女子選手が今大会初の金メダルを手にした滑りに、日本列島は大いに沸いた。
そこで気になるのは、やっぱりアノ話。そう、世界の頂点に立った小平の実入りである。
今回の金メダルで日本オリンピック委員会(JOC)と日本スケート連盟から、それぞれ500万円の報奨金が出る。1000メートルでも銀メダル(JOC、連盟から各200万円)を獲得しているので、合計1400万円を得ることになる。
世界の頂点といえば、小平は昨季のW杯初戦から、今季の五輪前最後の第4戦(12月・米ソルトレークシティー)まで500メートルでは破竹の15連勝。今季に限れば500メートル4勝に1000メートル3勝。スピードスケートのW杯は1勝につき1万5000ドルの賞金がもらえる。もっか計7勝で約1123万円。シーズン獲得ポイント1位なら2万ドル(約214万円)のボーナスも出る。