メダル2個で報奨金1400万円 スケート小平の気になる収入
■清水宏保氏は高級車ばかり乗り回す
小平が尊敬する清水は2年前、テレビのバラエティー番組に出演。五輪の金でスケーターとして成功し、ファッションモデル(高垣麗子)と結婚したものの、銀座遊びが写真週刊誌に報じられ離婚したことや、イメージダウンで極貧生活を余儀なくされた過去を打ち明けたことがある。
清水は世界で活躍し始めた20歳の頃から実に29台の車を乗り継ぎ、30代ではポルシェ、フェラーリ、アウディ、ベンツと1000万円以上の高級車ばかり乗り回していたという。長野五輪の金メダルで全国に名前と顔が知れ渡り、日本初となるスピードスケートのプロとして複数のスポンサーと契約。「余得」は増え、ネオン街ではホステスにモテモテ。金メダリストになって、良くも悪くも生活が一変したわけだ。清水の場合は、心の隙が人生をも変えてしまったということだろうが、小平にだってCMやスポンサーのオファーが間違いなく殺到する。
19日の会見で小平は、今回銀メダルだったイ・サンファ(韓国)の持つ36秒36の世界記録更新を狙ってみたいと宣言。「もう少し滑っていたい」と、とりあえず現役続行を明言。そして「金メダルはとても名誉なことでうれしいが、メダルを通してどういう人生を生きていくかが大事」ともいい、自身を3つの単語で表現するとしたらという記者の問いには「求道者、情熱、そして真摯」と答えた。
清水と同種目で五輪の頂点を極めた小平でも、プライベートでは先輩と同じ轍を踏むことはなさそうだ。