カー娘4強へ導く カナダ人“イケメンコーチ”のモテっぷり
■個別面談で性格を把握
強豪カナダの選手と比べて見劣りする日本人選手に対し、13年の来日当初から、JDコーチは粘り強く指導。選手の長所を伸ばすコーチングでチームの底上げを図った。常に世界各国の大会にアンテナを張り、最新の戦術にも精通している。大会前には個別に面談してそれぞれの性格に合わせてアドバイスするなど、試合に向けて選手を乗せるのもうまいという。
試合中のメンタルが勝敗を大きく左右するといわれる競技だけに、選手にとってJDコーチは精神安定剤のような存在なのだろう。選手は大会前から「JDのためにも、メダルを取りたい」と口を揃えている。
カーリング女子の準決勝進出は、女心をつかんだJDコーチの手腕と無関係ではない。