重永亜斗夢が初Vも…最終日オーバーパーに評論家が苦言
「トップ発進でも最終日にスコアを崩していては競争激しい米ツアーではまず勝つことはできないでしょう。追い上げてくる選手がたくさんいて、誰が勝つのかなという混戦になるから米ツアーは見ていて面白い。そんなドラマも緊迫感も日本の開幕戦にはなく、重永もよく勝てたなという印象。そして初戦から間延びした試合を見せられた感じです。1打に対する執念が日本ツアーのプロには感じられず、石川が選手会長になって、今年は面白くなりそうだなという予感すらなかった」
17番パー5は2オン可能でもピンそばにつけられず、重永も石川も2パットバーディー。多くのギャラリーが見守った最終18番は2打目にウエッジを手にしたが、ここでも2人ともグリーンに乗せるだけでパーセーブ。
そんなプレーではギャラリーに感動を与えることはできない。
ちなみに最終日の平均スコアは72・348。重永はさらに悪かったのだ。やっとツアーが開幕したというのに、低迷脱出の好材料がなくこの先が思いやられる。