西武が日ハムとの8点差逆転 辻監督「まさか」と興奮しきり
まさかまさかの大逆転劇である。
18日、西武はリリーフ陣が打ち込まれ、八回表を終えた時点で0―8という一方的な展開に追い込まれた。
しかし、そこはリーグ屈指の破壊力を誇る打線だ。7回無失点と好投した日本ハム先発の高梨が降板したのを合図にリリーフ陣へ襲い掛かり、八回だけで一挙7点の猛攻。瞬く間に1点差に詰め寄った。
こうなると勢いの止まらない西武打線は、九回無死満塁から森友哉のサヨナラヒットでゲームを締めた。
西武は開幕8連勝と最高のスタートを飾るも、その後は前日17日まで3勝4敗。ケガ人だらけのソフトバンクに、わずか2ゲーム差に忍び寄られていた。この劇的勝利には辻監督も「まさかというのが一番」と興奮することしきり。
一方、日ハムの栗山監督は敗戦時の定型句、「オレの責任」という言葉を残し、球場を後にした。