なでしこ アジア杯2連覇で来年フランスW杯へ復活のノロシ
なでしこジャパン(世界ランク11位)が、アジア杯決勝(ヨルダン=日本時間21日午前2時開始)で格上のオーストラリア(同6位)相手に1―0で逃げ切り、大会2連覇を達成した。
序盤からオーストラリアが猛攻を仕掛け、なでしこは前半14分にPKを献上のピンチ。しかしGK山下がビッグセーブ、難を逃れた。後半39分、途中出場のFW横山が大仕事だ。右サイドからのパスを受け、ゴール正面から右サイドネットを狙ってズドン! これが値千金の決勝点となり、アジア女王のタイトルが、すでに決めていた19年女子フランスW杯出場に花を添えた。
「前線から粘り強く守り、少ない好機をモノにする。ムリにパスを回さず、ボールポゼッションにこだわらない。現実的な戦いがアジア杯連覇につながった」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏。続けて「チームをレベルアップさせた高倉監督の手腕を称えたい」。
来年のフランスW杯、期待してよさそうである。