英語の冗談に日本語で反応…大谷翔平の知られざる米国生活

公開日: 更新日:

 元日本人メジャーリーガーの笑い話だ。

 あるとき、ナインの輪に入って談笑。英語なんかサッパリ分からないのに、ウン、ウンと、うなずきながら笑っていると、選手のひとりから「おまえ、意味も分からないくせに分かったふりをしているんだろう」と突っ込まれた。その意味も分からず、再び笑いながらうなずいたため、思い切りバカにされたそうだ。

 日本で実績を積み、ある程度の年齢になって渡米する日本人選手はおおかたこんなものだが、23歳の大谷翔平はちょっと違う。

 エンゼルスのロッカールームで、遊撃手のシモンズからたわいもないジョークをぶつけられた。渡米間もない日本人選手なら、例によって笑ってごまかすところだ。が、大谷は真顔、しかも日本語で「えっ! 何?」と聞き返した。

 本拠地のデビュー戦でいきなり3ラン。試合後のインタビュー中にナインから氷水をぶっかけられると、「マジ! 冷てー!」と日本語で叫んだ。

 球審から敬遠だと告げられても、意味が分からずにキョトン。行けとばかりに一塁方向を指さされ、ようやくそれと気付いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇