エンゼルス大谷は要注意 死球に牙をむく5人の“武闘派”打者
大リーグでは死球を受けた打者が激高してマウンドに突進し、投手に殴りかかるシーンがよく見られる。メジャーの日本人投手で、殴られるリスクが一番高いのは大谷翔平だ。球威は一番だが制球力はイマイチであるうえ、右打者に対しては速球とスライダーをインサイドに多投するため、他の日本人投手より、ぶつけるリスクが格段に高いからだ。
エンゼルスの今後の対戦カードを見ると、死球を与えた場合、牙をむいて襲い掛かってくる可能性があるのは、次の5人だ。
■ルーグネッド・オドーア(レンジャーズ)
体は小さいがケンカは最強。相手と向き合うと、胸を一度、ドンと突いて、ひるんだところに顔面目掛けてパンチを叩き込むので命中率が高い。2016年5月に危険走塁をめぐってブルージェイズの主砲だったホセ・バティスタと揉めた際にも、胸を突いてからパンチを顎にクリーンヒットさせた。
■カルロス・ゴメス(レイズ)
メジャーきっての瞬間湯沸かし器。少年時代は野球より柔道に打ち込んでいたのでパンチの応酬より、取っ組み合いに強い。