決勝プロ1号で5勝目 G菅野の完全復調に「球団複雑」のワケ

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「カネですよ。一体いくらまで上がっていくのか。昨年は17勝5敗で初の最多勝と沢村賞。3度目の防御率のタイトルで年俸は2億2000万円アップの4億5000万円になったでしょう。すでにセ・リーグトップで、日本人球団最高でもある松井秀喜の6億1000万円も見えている。あの阿部でさえ最高6億円と超えられなかった巨人の聖域を、菅野は簡単に超えていきそう。昨オフにメジャー志望を漏らしたが、海外FA権取得までは今季を含め、まだ4シーズンもある。年俸10億円規模はあり得るのか。これから担当者は査定が難しくなりそうなのです」(球界関係者)

 かつて“金満”といわれた巨人もボチボチ抱え切れなくなりつつある。関係者の憂鬱はそんなところにあるようだ。

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