年俸首位もぶっちぎれず…SBが情けないのか日ハムが健闘か

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 羽振りがいいのは相変わらずだ。

 ソフトバンクが球団別平均年俸で3年連続1位の7826万円。最下位の日本ハムが2381万円だから、選手1人につき3倍強ももらっている計算になる。ちなみに15日の楽天戦で六回に勝ち越し打を放ったソフトバンク松田は、年俸4億円だ。

 両球団の5445万円差は調査開始以来最多とはいえ、それが成績に反映されているわけではない。15日現在、ソフトバンクと日本ハムはゲーム差なしの2位と3位だ。

 まだ、開幕から2カ月足らず。終わってみれば戦力の抜けているソフトバンクが、ぶっちぎりで優勝しても不思議ではない。だとすれば、最下位の日本ハムが健闘しているということか。

 年俸2億7000万円の大谷、2億2000万円の増井、1億円の谷元、5500万円の大野らが入札やFAやトレードで退団。田中賢介が1億2500万円、中田が8000万円の減俸となり、チームの平均がガクンと下がった。

 もっとも、トウの立ったベテランを放出、イキのよい若手を起用して活性化を図るのは、この球団の常套手段。それでいて過去12年間でリーグ優勝5回、Bクラスは3回しかない。経営面ではかなりの優良球団だ。

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