マー君にも完敗…大谷に「外角攻め」と「極端シフト」の壁

公開日: 更新日:

 大谷翔平(23=エンゼルス)が、田中将大(29=ヤンキース)に2三振、1四球と完敗した。

 2人の対戦は2013年以来5年ぶり。当時、高卒ルーキーだった大谷は、オフのメジャー挑戦をモチベーションに公式戦で24連勝した田中に11打数無安打、6三振と完璧に抑えられた。

 あれから5年。「当時は全然、プロのレベルではなかった。正直、勝負になっていない打席の方が多かったと思う。(その差が)詰まっているのか、もっと離れているのか分からないので、ものすごく楽しみ」と話した大谷は、メジャーでも投打の二刀流で注目される存在に。それなりの手応えもあったのかもしれないが、田中の前に3打席ノーヒット。あえなく返り討ちにあった。九回の第4打席は160キロ左腕チャップマンから四球を選んだ。

 田中には外角中心の配球で抑えられた。

 3打席の計15球中、甘い球は第1打席の5球目、真ん中に入ってきたスライダーだけ。これを空振りしたのが響いた。

 高めの伸びのあるストレートを見せ球に、外角や低めいっぱいに決まる変化球にバットは空を切った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差