悠々自適の雲隠れ 日大・内田前監督に高級ホテル“潜伏”情報
■大学の対応に近隣住民が怒りの抗議文
一連の日大の対応を見ていて「この大学らしいですよ」というのは、アメフト部のグラウンド近隣に住む世田谷区民だ。この住民はこれまで、午後10時30分までアメフト部のグラウンドから聞こえる練習中の大きな声と、深夜0時まで消えない日もあるグラウンドの照明で日常生活に支障をきたしてきたと訴える。
「日大アメフト部のグラウンドは住宅地のど真ん中にある。練習をやめろというのではない。せめて大声を出すのは午後7時ぐらいまでにしてくれと。それに日大の照明は強く、厚手のカーテンをしても光が室内に入ってくるのです。マンション住民の署名を集め、理事長と学長に改善を求める抗議文を送っても返事はまったくありません。私はグラウンドに2回ほど直接抗議に行ったこともある。だから井上(前)コーチも内田(前)監督のことも知っています。抗議をしてもまったく無視です。だから、世田谷区役所の環境保全課に申し入れたのですが、それでもダメでした」
世田谷区環境保全課にこの件について問い合わせたところ、「確かに一昨年ぐらいから、日本大学文理学部の部活動における騒音や電気に関する近隣住民からの苦情はありました。しかし、学校関連の騒音については難しい問題なので当事者同士で話し合ってくださいとお答えしました」という返答だった。