“直感パット”で2位T好発進 有村智恵6年ぶり国内Vの条件
【宮里藍サントリーレディスオープン 初日】
プロ3年目の20歳でツアー初優勝を遂げ、かつてツヨカワ(強くてかわいいプロ)のはしりといわれた有村智恵もすでに三十路になった。
10代や20代前半の若い女子プロが次から次へと活躍しだすと、会場では隅に追いやられて目立たない存在になっていた。
2012年までに13勝を挙げて、13年に高校時代の先輩である宮里藍の後を追って米女子ツアーに挑戦。そこで不慣れな長距離転戦や地域によって違う芝質に対応できずゴルフは下降線の一途をたどり、ここ5シーズンは優勝からも遠ざかっている。国内でも賞金シードを獲得できないレベルまで落ちていた。
今季はQTランク8位資格で12試合に出場して、現在、賞金ランク32位。
とはいえ予選落ちが6試合もあり、トップ10は1試合だけ。初日60台のラウンドは皆無で、いつも出遅れていた。
ところがこの日は4連続を含む8バーディー(1ボギー)を奪う今季ベストスコアの65で回り、首位と1打差の2位タイと久々にスタートダッシュに成功した。パットに関してこう語っている。