D・ジョンソンが首位タイ発進…冴えたアプローチ&パット
【全米オープン】
前週の「フェデックス・セントジュード・クラシック」に勝って世界ランク(WR)1位に返り咲いたダスティン・ジョンソン(33)が、1アンダー首位タイと2016年大会以来のメジャー2勝目に向けて好スタートを切った。
193センチの長身から打ち出されるドライバー飛距離は310ヤード(ランク10位)と米ツアー屈指の飛ばし屋として知られる。
ただ全米オープン特有のタフな設定ではドライバー飛距離よりも、グリーンを外した時のアプローチとパットの出来がスコアを大きく左右する。
試合は世界のトッププロですらパーセーブが難しいガマン比べの様相だが、この日のジョンソンはアプローチ、パットとも冴えた。
4番パー4は残り141ヤードから4メートルにつけて初バーディー。5番パー5は8メートルを放り込んで連続バーディーを奪った。
6番ではティーショットをフェスキューの中に打ち込み、同組のウッズ、トーマスやキャディー、テレビクルーなど20人近くが大捜索してもなかなか見つからないトラブルに見舞われ、ルールで認められる5分の時間切れ寸前に見つかり、このホールはボギーでしのいだ。