日本はW杯3戦全敗の可能性大…スポーツメディアにも危機感
■スポーツマスコミの危機感
そもそも、日本代表の不人気は今に始まったことではない。アジア予選の段階で注目度は低かった。
テレビの平均視聴率は、4年前のブラジルW杯予選から約10ポイント下落して20%を切り、94年米国W杯以降の7大会で最も低調な数字となった。
パラグアイ戦の前、メディア関係者に「過去5大会に比べて日本国内の盛り上がりが低い。どう考えていますか?」と聞かれた西野監督が、珍しく気色ばみながら「盛り上がっていないのですか? 今初めて残念な報告を聞きました」と答える一幕もあった。
お祭り騒ぎが大好きな日本のスポーツマスコミでさえ、危機感を覚えているのである。