西野Jだけでなく強豪国にも火種…W杯のスポンサー料も激減
現地14日午後3時半からベースキャンプ地のカザンでの初練習を開始した西野ジャパン。
「パラグアイ戦にフル出場した6選手と79分までプレーしたMF乾貴士の7人はランニングなどのメニューで終了。それ以外の選手は10対3のボール回しなどを行った。現在、注目を集めているのがMF本田圭佑、MF香川真司のどちらが<トップ下のレギュラーを獲得するか>です。フル出場した香川、ベンチを温めた本田がこの日、練習グラウンドで絡むシーンはなかったが、パラグアイ戦で存在感を見せつけた香川の方が、リラックスした表情を浮かべながら体を動かし、取材陣に対してもにこやかに対応していた。現時点では、香川自身も<一歩リード>している実感を持っているでしょう」(現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
西野監督は、本大会前のテストマッチ3試合で3バックや4バックを試したり、スイス戦でレギュラー組中心の、パラグアイ戦でサブ組中心のメンバーで臨み、最終的に「14通り」の布陣をテストした。多くの日本代表OBから「この期に及んでまだテストか……」といぶかられている。西野ジャパンが、予想通りに1次リーグで姿を消したとしても、W杯で優勝争いを演じる強豪国の選手たちがスーパープレーを見せてくれたらまだ救いもあるが、その強豪国が火種を抱えている。