米ツアー初V畑岡奈紗 不振の1年前と何が変わったのか?
米ツアー2年目の畑岡奈紗がウォルマートNWアーカンソー選手権で初優勝を遂げました。
19歳での優勝は日本人選手最年少であり、3日間でボギーは初日の1つだけ。最終日は攻撃の手を緩めずに8バーディーを奪う勢いがあり、優勝スコア21アンダーはコースレコードを3打も更新する快挙でした。
もともと日本女子オープンを連覇するだけの力があり、海外の選手と張り合っても負けず、ドライバー飛距離が出て精神面も強い。米ツアーでも互角に戦えるだけの素質を備えていました。
本格参戦1年目の昨季は言葉だけでなく、芝や転戦などさまざまな面で不慣れなこともあってシード権に届きませんでした。
再度QTを受けてトップ通過して出場権を得た今季はオフトレ効果もあり体が一回り大きくなっていました。
米ツアーでは最終日にパーセーブで安全にいくゴルフでは勝てません。
畑岡は前半に2位と5打差をつけてターンしていますが、それでも追い上げは激しく安全圏といえません。65前後のスコアを出さなければ逃げ切るのも難しいのです。