焦りや不安は? 6試合連続スタメン落ちの巨人小林に聞いた
1週間、ベンチを温めている。
巨人の小林誠司(29)が正念場だ。2016年からチームの正捕手を任され、昨季はエース菅野とバッテリーでゴールデン・グラブ賞を獲得。今季もそれが続く、はずだった。しかし球団が昨年、ドラフトで2人の即戦力社会人捕手を獲得したところから潮目は変わる。
小林は先月28日、菅野の相手を務めると、翌29日にスタメンマスクをかぶったのはルーキーの大城卓三(25=NTT西日本)。翌々日も大城にその座を奪われ、今月1日には3年目の宇佐見真吾(25)が先発、小林は九回裏の出場だけだった。
大城も宇佐見も、小林と比べれば打撃面で期待できる。きょう6日の先発は菅野が予定されているため、スタメン復帰の可能性は高いが、今やエース専属捕手となりつつある。控えが多くなった小林に今の気持ちを聞いた。
「現状ですか? うーん、そうですね。実力の世界なので、実力で掴むしかない。今は自分がやるべきことをやるだけかなと思っている。プロの世界なので、ここから結果を出していくしかないです」