大城先発で「専属女房」剥奪…巨人小林が菅野と“離婚”危機
6日の広島戦、先発した菅野智之(28)の女房役を務めたのはルーキーの大城卓三(25=NTT西日本)だった。今季、菅野が登板した全14試合でスタメンマスクを任されてきた小林誠司(29)は、15試合目で初のベンチスタートとなった。
当日の練習中にスタメンマスクを告げられた大城はガチガチに緊張。それを見た菅野は試合前、ベンチ裏で「打たれたらオレの責任。オレが責任を取るから、思い切ってリードしてほしい」と言った。結果は8回無失点。先月28日、広島相手に5回4失点と打ち込まれた試合との差は歴然だった。
それにしても、なぜこの日は最愛の女房である小林とバッテリーを組まなかったのか。
昨季、菅野と小林は最優秀バッテリー賞を受賞。2人は同級生だが、プロ入りは菅野が1年早い。入団以降、菅野は「確認事項は覚えておいてほしい」と小林への厳しい言葉を隠そうとしなかった。それでも菅野は小林の成長を、小林は菅野への感謝を口にしていたが、今季は少し様子が違ったようだ。
他球団のあるスタッフは「対戦していても、菅野が小林にイライラしているのがベンチから伝わってくることがあった」とこう言う。