エ軍今季プレーオフ進出は絶望的 悩める大谷翔平の現在地
大谷翔平(24)が所属するエンゼルスの動きが慌ただしい。
5日のインディアンス戦に敗れ、借金は今季ワーストの3に。プレーオフ進出はほぼ絶望的とあって、来季に向けた動きが加速しているのだ。正捕手マルドナドと二塁手キンズラーを放出して若手を獲得。前日、ソーシア監督の今季限りでの退団が明らかになったと思ったら、5日は打率1割台に低迷する三塁手バルブエナ(32)を戦力外にした。
そんな中、3試合連続で3番を打った大谷は2安打1打点。中軸の務めは果たしたものの、それがチームの勝利に結びつかない。
打率は.271までアップしたが、“消化試合”で残した数字に果たしてどれほどの価値があるというのか。チームが勝てないのであれば、今後はひたすら個人成績を上げることだけを考えてプレーすればよいのか。それとも今季中に投手として復帰、二刀流の復活を目標にするべきなのか。
まだ、8月に入ったばかり。残り50試合近くある中で、モチベーションの維持が困難になったのは間違いない。