カーブについていけず…左腕苦手のエ軍大谷にさらなる弱点

公開日: 更新日:

 大谷翔平(24)は左腕を苦にする。

 本人に自覚はなくても7月31日現在、対右腕が打率.298なのに、対左腕は.163。右肘を痛めて打つだけのDH専任のいま、相手先発が左腕だとスタメンを外れるケースが多い。

 そんな大谷のさらなる弱点が、図らずも浮き彫りになったのが31日のレイズ戦だ。

 この日は5打数1安打。八回に左腕アルバラードの155キロの速球を痛烈なライナーで中前に運んだものの、2番手左腕のヤーブローの変化球攻めには全く対応できず、2つの空振り三振を含む3タコ。計11球のうち実に10球が120キロ前後のカーブで、2つ目の空振り三振は外角の完全なボール球に手を出してのものだった。

「カーブ系のボールがくる可能性が高いと分かっていると、余計に追い掛けたくなるというのがあると思う」とは試合後の本人。

 外角に逃げていくカーブを、強引にとらえようとしては打ち取られるという悪循環にはまっているようなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭