巨人にまた故障者…それでも由伸監督は“評価上昇”の不思議
巨人にまた故障者が出た。
9日の阪神戦の初回、1番に起用されたマルティネスが左中間へ二塁打。阪神の中継プレーがもたつく間に、好走塁で三塁を陥れた。続く重信の適時打であっという間に先制のホームを踏んだものの、二回の守備から退いた。
球団によると、三塁に頭からジャンプしてヘッドスライディングをした際、左手小指を痛めたという。
まさに二の舞いだ。1日のDeNA戦でも吉川尚が一塁にヘッドスライディングした際に左手を骨折した。学ばない球団といわれても仕方がない。
ここにきて故障者が続出している。
野手はこの2人以外にも、主将の坂本勇が左脇腹の肉離れで戦列を離れている。
投手陣も、守護神を務めていたマシソンが左膝痛で不在。
先発の救世主になりかけていたヤングマンは、打球を受けて左手首を骨折した。開幕から抑えだったカミネロは、上半身のコンディション不良を理由に離脱。カミネロは現在、二軍戦で投げているが、投打の主力級がこれだけ「戦力外」なら、苦戦を強いられて当然だ。