藤原は虎ドラ1候補、根尾は…大阪桐蔭の目玉2選手の行く末
「どうも阪神さんは藤原(大阪桐蔭、外野手)にご執心らしいね」
こう話すのは、あるパのスカウトだ。
21日の決勝戦では、5打数3安打2打点の活躍。今大会通算12安打11打点、3本塁打、打率.462の数字を残している。
かねてプロ注目の外野手として知られ、今秋のドラ1指名はほぼ確実。ということは、阪神は競合覚悟で1位指名するということか。
冒頭のスカウトが言う。
「いや、一本釣りできる可能性もありますよ。スカウトの中には『藤原は今以上にパワーが伸びるか疑問。外野手というのも、つぶしが利かない。せいぜい外れ1位レベル』と言う者もいる」
さらにこのスカウトは続ける。
「それでも外野のレギュラーを育てたい阪神にとっては垂涎の的。糸井(37)、福留(41)はトシがトシでしょう。高山(25)は年齢こそ若いが伸び悩んでいる。その点、地元大阪出身の藤原は走攻守と三拍子揃っている。外野が広い甲子園でこそ生きる選手だと、狙いを定めているようです」