藤原は虎ドラ1候補、根尾は…大阪桐蔭の目玉2選手の行く末

公開日: 更新日:

 チーム編成に合致した補強ということだ。

 今年の甲子園を騒がせた二刀流といえば、大阪桐蔭の右腕・根尾だ。投げてはMAX148キロ、打っては今大会通算打率・429。今秋ドラフトの目玉と言われている。大谷(エンゼルス)のように、プロでも二刀流を認める球団は出てくるか。

「いやいや、とても無理ですよ」とは、在阪球団のスカウトだ。

「野手としては超一流でも、プロで投手は難しい。球威と球速はともかく、コントロールが悪い。高校時代から190センチ以上とエンジンが大きかった大谷に比べて、根尾は177センチと小柄。せめて左腕だったら、まだよかったんですが……」

 別のセ球団スカウトも言う。

「大谷と決定的に異なるのはアウトコースの制球力。大谷は高校時代、直球、変化球ともに低めにズバズバ投げ込んでいた。根尾の場合は低めが2球、3球と続かない。一方、遊撃手としては昨秋からわずか半年で驚異的な成長を見せている。これで二刀流なんかさせたら、どちらも中途半端になりかねませんよ」

 二匹目のドジョウはいないというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ