根尾、藤原だけじゃない 大阪桐蔭ドラフト候補10人の秘密

公開日: 更新日:

「見なきゃいけない選手が多すぎて……」

 某セ球団の関西地区担当スカウトは、汗だくになりながら、こうボヤいた。

 6日の作新学院戦に勝利した大阪桐蔭。今秋ドラフト1位候補の根尾昂投手兼遊撃手、藤原恭大外野手が揃って2安打を放ち、改めて能力の高さを見せつけた。

 この2人を筆頭に、大阪桐蔭にはドラフト候補がワンサカいる。冒頭のスカウトが続ける。

「1位候補はこの2人ですが、この日、9回1失点完投した右腕の柿木蓮、捕手の小泉航平に加え、主将の三塁手・中川卓也も好素材です。中には大学進学予定者もいますけど、計10人ものドラフト候補がいて、彼らのプレーをチェックしないといけない。試合後はもう、グッタリです」

 同一高校からの最多指名人数は、2001年の日大三などの4人。大阪桐蔭は今年、この記録を塗り替える可能性が十分にある。

 ここまで大人数のプロ注目選手を擁する秘密は何なのか。

「日本一」と評判のスカウティングでは既に、滋賀でプレーする全国屈指の中学3年生バッテリーの来春入学が内定しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇