根尾、藤原だけじゃない 大阪桐蔭ドラフト候補10人の秘密

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「見なきゃいけない選手が多すぎて……」

 某セ球団の関西地区担当スカウトは、汗だくになりながら、こうボヤいた。

 6日の作新学院戦に勝利した大阪桐蔭。今秋ドラフト1位候補の根尾昂投手兼遊撃手、藤原恭大外野手が揃って2安打を放ち、改めて能力の高さを見せつけた。

 この2人を筆頭に、大阪桐蔭にはドラフト候補がワンサカいる。冒頭のスカウトが続ける。

「1位候補はこの2人ですが、この日、9回1失点完投した右腕の柿木蓮、捕手の小泉航平に加え、主将の三塁手・中川卓也も好素材です。中には大学進学予定者もいますけど、計10人ものドラフト候補がいて、彼らのプレーをチェックしないといけない。試合後はもう、グッタリです」

 同一高校からの最多指名人数は、2001年の日大三などの4人。大阪桐蔭は今年、この記録を塗り替える可能性が十分にある。

 ここまで大人数のプロ注目選手を擁する秘密は何なのか。

「日本一」と評判のスカウティングでは既に、滋賀でプレーする全国屈指の中学3年生バッテリーの来春入学が内定しているという。

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