ダルの今季復帰は絶望…右肘に異常見つかり6週間の安静へ
早くも今季終了である。
カブスは21日(日本時間22日)、右上腕と右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有(32)が、今季の残り試合に登板しないと発表。今後はチームに帯同しながら、来季の開幕に備える見込み。球団によると、20日に受けたMRI検査の結果、右肘に異常が見つかり、医師から6週間の安静が必要と診断されたという。
ダルは5月27日に今季2度目のDL入り。8月19日のマイナー戦に登板したが、右肘の異常を訴えて1回で降板していた。
チームは2位ブルワーズと3ゲーム差のナ・リーグ中地区首位。3年連続地区優勝に向けてまい進している中での離脱である。
ダルは昨季終了後、レンジャーズからFAとなり、今年2月に6年総額1億2600万ドル(約137億円)で入団した。今季ここまで8試合に登板して1勝3敗、防御率4.95。2年ぶり世界一の使者として迎えられながら、期待外れに終わった。