ピッチに伏し号泣 息子が本当に悔やんだのは2失点目だった

公開日: 更新日:

■オフサイドを取れたかもしれない

 1次リーグ3試合は息子の招待でロシアに赴いて妻・直美さん、娘の楓さんと家族3人で生観戦した力さんだが、8強入りを懸けたベルギーとの大一番は神戸市内の自宅で深夜、ひとりでテレビを凝視した。昌子の指摘するシーンについては「そういう考え方も確かにあるだろう」と理解を示しながらも、「果たして周囲とのコンセンサスが取れていたのか?」という疑問を投げかけた。

「あれは『オフサイドにできた』という理屈は分かりますけど、サッカーは意思疎通が図られなければ成り立たないスポーツ。源の考えがどこまでチームメートに伝わっていたのか、私には分かりません。ただ、DFである以上、自ら声を出してコミュニケーションを取らないといけない。そこが足りなかったと本人が考えているのなら、改善するしかない。いい教訓にして欲しいと思います」と父は指導者の立場からアドバイスする。

 ロシアから帰国後、昌子は7月25日のC大阪戦で左足首を捻挫。現在はリハビリ中である。海外移籍の話も浮上。メンタル的に気ぜわしい日々を送ったことだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭