森保J初戦で注目 欧州若手実力派3人衆起用の“処方箋”
日本代表監督を兼務する森保一・東京五輪監督(50)にとって11日午後7時20分キックオフのコスタリカ戦(大阪・吹田)は、A代表のデビュー戦となる。見どころのひとつが「欧州若手実力派3人衆が、どんなプレーを見せるか?」である。
オランダ・フローニンゲンで昨季10ゴールのFW堂安律(20)は、G大阪時代から「ビッグマウスが持ち味の本田2世」と言われ、物おじしない性格でオランダ暮らしにも馴染み、完全にチームの大黒柱的存在である。
ポルトガル・ポルティモネンセで昨季、10得点12アシストと大暴れしたMF中島翔哉(24)。鋭いドリブル突破と決定力の高さで欧州有力クラブから注目を集めている。
オーストリア1部ザルツブルクのFW南野拓実(23)は、3年前にA代表デビュー。アイデア豊富なプレーが持ち味だ。
■岡田武史元監督も苦労
3人とも「得点を期待してもらっていい」(堂安)、「監督から良さを出して欲しいと言われている」(中島)、「センターFWでもシャドーでもトップ下でもできる」(南野)とヤル気満々だが、森保ジャパンの周辺から「結果を残している欧州組が、森保監督のことをバカにしたりしないか? という懸念の声が聞こえてくる」と、あるサッカー関係者がこう言う。