突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>
「部屋で暴力事件のあった春日野親方(元関脇栃乃和歌)に理事の資格はないと指摘したばかりか、理事候補選の選挙方法にも問題がある、記名式の投票は公益財団法人としていかがなものかと主張していると聞きました」とは、さる内閣府の関係者だ。
「だとすれば、言い掛かりも甚だしい」と、さるベテラン親方がこう言った。
「前回の理事候補選は理事にふさわしいと思う親方の名前を記入する方式で行われた。貴乃花はおそらく、筆跡で誰がどの親方に投票したのか分かってしまう、自分の名前を書いて執行部に目を付けられるのが嫌で票が集まらなかったと言いたかったのでしょう。貴乃花にしてみれば選挙で『隠れ貴乃花』の中から裏切り者をあぶり出すもくろみもあったものの、フタを開けてみれば自身の票も含めて獲得したのはたったの2票。ほとんど全員に裏切られていたわけで、その腹いせさ。春日野批判にいたっては、どのクチが言うかと言いたくなる。貴斗志裁判の裁判記録には、貴乃花自身が付け人を殴ったと書かれている。のちに貴公俊が付け人を殴ったことが明るみに出て告発状を取り下げたものの、自分のことは棚に上げた完全なイチャモンですよ」