ワイルドカードゲーム先発 田中ではなくエース右腕を起用
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は2日(日本時間3日)、アスレチックスと対戦するア・リーグのワイルドカードゲーム(WCG=同4日)の先発にエース右腕ルイス・セベリーノを起用すると発表した。
ブーン監督は当初、レギュラーシーズン終盤の登板間隔を考慮し、WCGは左腕ハップか田中のどちらかを使うと示唆していた。
昨季のポストシーズンで好投した田中の勝負強さを評価していたが、負ければ後がない重要な一戦の大役にはエースを選んだ。
これにより、チームがレッドソックスとの地区シリーズ進出を決めた場合、田中は第1、2戦のいずれかに登板する見込み。
今季のセベリーノは、32試合(計191回3分の1)に登板し、19勝8敗、防御率3.39、220奪三振。田中は27試合(同156回)で12勝6敗、防御率3.75、159奪三振。