誠実キャラゆえ? 森保監督がウソツキ呼ばわりされるワケ
東京五輪世代のU―21(21歳以下)代表の森保一監督が、日本代表監督を兼任することが26日に決まり、周辺から「あんなウソツキだとは思わなかった」という声が飛び交っている。
「森保監督のキャラクターは<真面目で誠実>というもの。彼の口から人の悪口を聞いた者はひとりもいないし、彼のことを悪く言う人も皆無。だからこそ森保監督のついたウソが際立っている」(サッカー関係者)
森保監督は17年10月に五輪代表監督に就任。その1年前にもオファーがあった際、「代表監督は年に数回の合宿、遠征だけで選手と信頼関係を築き、チームを強くしなければならない。自分にとってクラブの監督は天職です。選手たちと毎日顔を突き合わせ、一歩一歩着実にチームを強くしていく作業が性に合っている」と断っている。
しかし、最終的に五輪監督を引き受けることになった。その理由を森保監督は「やはり母国開催の五輪というのは特別なんです。東京五輪じゃなかったら、五輪代表監督は受けなかった」と親しい友人に漏らしていた。
ところが――。日本代表監督のオファーに対して「即決でした」(森保監督)と就任会見でスパッと言い切った。
かくして森保兼任監督は、おそらく生まれてこの方、初めてウソツキ呼ばわりされている――。