伊藤美誠さらなる進化へ 中国勢“芝居”疑惑はGFで明らかに

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「もっと対策を練られて成長したい」

 卓球のスウェーデン・オープンの女子シングルスで優勝した伊藤美誠(18・世界ランク7位)が帰国。「打倒美誠」に燃えるライバルたちを相手に、さらなる進化を目指すと言った。

 スウェーデン・オープンで、劉詩雯(同6位)、丁寧(同2位)、朱雨玲(同1位)という上位陣が伊藤に撃破された中国は警戒を強めているが、一方で先の敗戦は、今後の研究材料にするため伊藤の実力を100%引き出させるための「芝居」という見方もある。伊藤が次に中国選手と当たるのは12月13日開幕(韓国・仁川)のグランドファイナル。女子シングルスは中国選手が3連覇中。ちなみに2014年大会は石川佳純(25)が優勝しているが、この年は中国勢は出ていない。

 グランドファイナルのシングルスの優勝賞金は10万ドル(約1150万円)と高額だ。ここでも中国のトップ選手が伊藤に負ければ「芝居」疑惑は吹っ飛ぶのだが……。

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