著者のコラム一覧
田口光久サッカー解説者

1955年2月14日生まれ。秋田県出身。秋田商高から三菱(現浦和)入り。76年に日本代表入りを果たし、日本代表Aマッチ59試合に出場。B、Cマッチを含めると161試合で代表守護神として活躍した。現役を引退する84年まで代表主将を務め、引退後は秋田経法大付属高、青森山田高、遊学館高、国際学院高サッカー部監督を歴任した。

弱さに呆れた…“カネの取れない”キルギスを呼んだ罪は重い

公開日: 更新日:

 森保ジャパンが2018年を4勝1分けで乗り切り、来年1月5日に開幕するアジアカップ(UAE)に弾みをつけた格好だ。しかし――。

 20日に愛知・豊田市で行われたキルギス戦をテレビ観戦したが、最後には呆れ果ててしまった。こんな弱い代表チームを見たのは、一体いつ以来だろう。記憶をたどってもピンとこない。

 欧州でネーションズリーグが始まり、国際Aマッチデーに欧州各国代表を招くのが難しくなったことは承知している。

 だからといって、キルギスの低レベルさを看過することはできない。

 かつてジーコ日本代表が埼玉・浦和東高サッカー部と、オシム日本代表が流通経済大と練習試合を行ったことがある。もしかしたら、この日のキルギスよりも骨のある相手だったかも知れない。

 シュート数は日本の15に対してキルギスは1。日本のGKとDF陣にとっては、代表キャップ数がひとつ増えただけの試合だった。選手たちはカバリング、コーチングなど「相手が弱くてもできること」をきちんとやってはいたが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり