裁判も無罪に モドリッチ「バロンドール受賞式」涙の重み

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「この日はもうひとつ吉報がありました。母国の裁判所が、偽証罪に問われていたモドリッチを“無罪”としたのです。モドリッチは古巣の地元クラブ、ザグレブの元会長が起こした汚職事件に関する昨年6月の裁判に証人として出廷した際、虚偽の証言をしたとして偽証罪の容疑でクロアチア当局に起訴されていた。汚職事件がモドリッチの移籍に関連するものだったこともあり、現地では『収監の可能性も』『最長で5年の禁錮刑』などとセンセーショナルに報じられていました。それがこの日、バロンドールに輝く直前に、裁判所が『偽証罪を犯した十分な証拠はない』と起訴内容を退けたのです」(サッカー記者)

 バロンドールは08年からポルトガルのC・ロナウド、アルゼンチンのメッシが独占してきた(ともに5回受賞)。モドリッチに2人のような派手さはない。今季のCL、スペインリーグで挙げたゴールはわずか1点ずつ。献身的な黒子が「最優秀選手賞」に選出されたことにもまた、大きな意味がある。

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