5部からJFLに挑戦 元J監督が指揮する松江FCの健闘を祈る
田中監督は、就任してから3年をかけて「魅力的なパスサッカーと90分間のハードワーク」を両立させ、JFLにふさわしいチームをつくり上げたと評価されている。つい先日、電話した際には「来季のチーム強化に頭を悩ませています」と話していた。チームの総合力を大幅にアップさせないと、昇格しても1年で地域リーグに逆戻りということになる。
あまり縁もゆかりもなかった地方のチームに請われ、そこで元代表、元J監督として培った経験を惜しみなく注ぐ。日本サッカーのレベルアップに大きなプラスになるだろう。何度も酒を酌み交わし、田中監督のサッカーに対する熱い思いも知っている。健闘を祈る。