3A転倒でSP5位発進…紀平梨花の母親が語る「愛用靴」秘話
■実香さんがホームセンターへ
今回使用するものは使い古した靴だけあって、エッジにも修繕点が発覚した。
「左のエッジがとがり過ぎているとアクセルがうまく跳べないので、研磨消しゴムで丸くしないといけないんです。とがり過ぎたとき、いつもスケートショップに持っていってお願いしていたんです。(練習拠点の)関大から(店のある大阪)梅田まで1時間くらいかかる。それでも毎日やってもらっていたけど、大変で。お店の方に『それ(研磨用の道具)どこで売っているんですか?』と聞いたら『(ホームセンターの)コーナンに売っているよ』と(笑い)。自分でケアできるようになって、だいぶ良くなりました」(実香さん)
購入したのは、サビ取り用の研磨消しゴム。「荒目」「中目」「細目」の3種類がセットになったものだ。フリーまでに“施工”を終わらせる。