広島移籍の長野が本音を吐露「新井さんの代わり荷が重い」
巨人にFA移籍した丸の人的補償として広島に移籍する長野久義(34)が14日、自主トレを行っている米国のロサンゼルスで、日刊ゲンダイの電話取材に応じた。
衝撃の発表から1週間余り。2012年から巨人でリーグ3連覇を経験している長野は今、何を思うのか。
「4連覇の難しさは分かっています。だからこそ、カープの4連覇、日本一に少しでも力になりたい、貢献したいと思っています」
日大、ホンダに在籍中、他球団への入団を2度拒否し、「巨人愛」を貫いた。09年のドラフト1位で巨人入りを果たすと、10年に新人王を獲得。11年に首位打者、12年に最多安打のタイトルを獲得するなど、強打の外野手としてチームを牽引してきた。昨季は9年目で初めて規定打席に届かなかったものの、116試合に出場し、打率.290、13本塁打、52打点の成績を残した。
■「できることは何でもやる」
実績では丸にも劣らないだけに広島は歓迎ムード。松田オーナーは昨季まで丸が務めていた「3番を打てる」と期待を寄せる。