広島移籍の長野が本音を吐露「新井さんの代わり荷が重い」
「3番? 野球のことなら頑張ります。できることは何でもやります」
そう答えた長野だが、不安がないわけではない。
巨人時代のポジションは、主に右翼と中堅。しかし、広島の外野陣は右翼には鈴木、中堅には野間が控える。長野は左翼に回る可能性がある。
「不安なのはレフトの守備です。新人時代にちょっとしか守った記憶がないので」
期待されるのは「戦力」としての丸の穴埋めだけにとどまらない。緒方監督には昨季限りで引退した新井に代わる「精神的支柱」としての役割も求められている。新井は分裂しがちな野手陣と投手陣をつなぎながら、チームをまとめていた。
■「本当はめちゃくちゃ人見知り」
「それは無理だと思います! 新井さんはカープに在籍していて(阪神へFA移籍して)復帰されています。ボクはこれからお世話になるので恐れ多いです! みんな勘違いしていますけど、ボクは本当はめちゃめちゃ人見知り。みんなと仲良くなれるか不安なんです。だから(広島の選手に)どんどん声をかけてほしいですね」