広島・誠也が打点王宣言も “新3番”長野に丸の代役務まるか
広島の鈴木誠也(24)が17日、宮崎で2年ぶり3度目となるソフトバンク内川らとの合同自主トレを公開した。
2017年夏に右足首を骨折した影響で昨年は不参加だった。
「内川さんからたくさんのことを聞かせてもらっている。もうほとんど聞くことがないくらい。あとは自分のものにできるか」
今季から背番号1を背負う。巨人へFA移籍した丸が抜けたチームにあって4番の責任はさらに増す。「特に変わらずに自分のことをやりたい。4連覇は当然だけど、個人としてはケガをしないでフルに活躍できるようにしたい。4番を打たせてもらっているので、打点王を狙っていきたい」とタイトル奪取宣言まで飛び出した。個人タイトルについてはめったに言及しない男が、この日は珍しく威勢が良かった。
■早打ちタイプ長野はじっくり選ぶ丸と正反対
ここ数年、惜しい年が続き、唇をかんできた。2016年は打撃3部門全てでリーグ5位以内。昨季は主に4番として自己最多の30本塁打を放ち、94打点、打率.320の成績でチームをリーグ3連覇に導いている。